0から始めるPython独学ラボ

化学専門の大学生が趣味で始めたPythonをできるだけ分かりやすく説明します

input関数について①

今回はinput関数について取り扱っていきたいと思います。

プログラムを実装していくと、途中でユーザーに情報を入力してほしいときがあります。例えば、券売機のプログラミングを組もうと思った場合には、ユーザーに人数や大人か子供かなどの情報を入力してもらわなければいけません。こういった場合に活躍するのがinput関数です。

 

input関数は引数にユーザーに表示する情報をとり、戻り値にユーザーが入力した情報をとります。そして、戻り値は必ず文字列型のデータ型になります。

 

ちょっと復習しましょう。関数の引数とは、input()の()の中に入る文字のことです。戻り値とは、関数の動作が終わった後に関数に帰ってくる値のことです。それでは実際にinput関数を具体例でみていきましょう。

 

テキストエディタ input.py

name = input('名前を入力してください。')

print('Hello ' + name)

 

コマンドライン

python3 input.py

名前を入力してください。hangi

Hello hangi

 

今までの記事では取り扱っていなかったのですが、文字列同士は+で結合することができます。input関数の引数である 名前を入力してください。 がプログラム実行時に表示されます。その後に入力した hangi が、input関数の戻り値となります。戻り値は変数nameに文字列型のオブジェクトとして代入されます。そして、その後のprint関数で画面に表示されます。

 

もう一度書きますが、input関数はユーザーが入力した情報を文字列型のオブジェクトとして戻り値にとります。

今回の記事はこれで終わりです。お疲れさまでした。