変数について
今回の記事は、変数について取り扱っていきたいと思います。
プログラミングにおける変数を一言でいうと、
メモリの中にデータを一時的に記憶するための領域であり、任意の名前をつけて管理することができるものです。また、この変数についた名前を変数名といいます。
一言では終わりませんでしたね(笑)
気を取り直して、まだよく分からないと思うので、実際にみていきましょう。
pythonで変数名を扱うには、「変数名 = 値」で記述します。
price = 2000 #←変数priceに2000を代入している。
このようにすると、変数priceが出来上がります。変数priceの中身を見るにはprintという関数を使います。
print(price)
>>>2000
ここで初めて関数が出てきました。関数については後ほど記事で取り扱いますが、ここではデータ型に特定の命令を出すもの、とざっくり押さえておいてください。print関数はprint(値)のように用いて、値の中のものを表示します。
また、プログラミングにおいて=は数学的な意味の等しいではなく、代入に用いられます。そして、かならず右の値を左の値に代入します。数学的な代入を使うなら、=ではなく==を用います。変数自身はデータ型を持っておらず、代入する値のデータ型を引き継ぎます。この場合には、priceはint型のデータを持ちます。なので、四則演算を使うことができます。pythonにおいては たす、ひく、かける、割るはそれぞれ
+ - * - を用います。また、累乗には**を用います。
ここで int型のデータであるpriceに四則演算をしてみましょう。ここでは、IDLEを使うのではなく、コマンドプロンプトからファイルを実行した場合の結果を見てみましょう。また、自分のブログでは結果はすべてコマンドプロンプトからファイルを実行したものと考えてください。(このブログではpythonの実行方法については省略します。ごめんなさい)
PRICE = price * 3
print(PRICE)
>>>6000
ここで、変数priceに3をかけた場合の戻り値6000を変数PRICEに代入し、print関数を用いて変数PRICEの中の値を参照しています。この場合、変数priceには変化ありません。
print(price)
>>>2000
戻り値とは、ここではデータ型に何か作業を行った場合に帰ってくる値のことだと押さえておいてください。また、以下のようにコードを入力することもできます。
print(price*3)
>>>6000
これは、price*3の戻り値である6000をprint関数で参照したことになります。
この場合もpriceには変化はありません。
print(price)
>>>2000
少し変数のことが理解できたでしょうか?以上で今回の記事は終わりです。
お疲れさまでした。