0から始めるPython独学ラボ

化学専門の大学生が趣味で始めたPythonをできるだけ分かりやすく説明します

無名関数のmapについて

今回は、無名関数lamdaを用いてリスト全ての値に対して処理を行うmap関数について取り扱っていきます。mapは以下の構文で使います。

 

map(function, iterable, ...)

 

functionには関数オブジェクトを使い、iterableにはリストやタプルなどの複数の値を持てるデータ型を渡します。第一引数の関数を第二引数のリストに適用し、結果を戻り値として返します。実際に具体例を見ていきましょう。

テキストエディタ

nums = [1, 2, 3, 4]

x1 = lambda x : x * 3

nums2 = list(map(x1, nums))

print(nums2)

 

実行結果

[3, 6, 9, 12]

 

このように、map関数を使えばリストの全ての値に対して処理を行うことができます。また、lamda関数を変数に代入せずに以下のように使うこともできます。

 

テキストエディタ

nums = [1, 2, 3, 4]

nums2 = list(map( lambda x : x * 3, nums))

print(nums2)

 

このように、書いたとしても同様の結果が得られます。

 

以上で今回の記事は終わりです。お疲れさまでした。