0から始めるPython独学ラボ

化学専門の大学生が趣味で始めたPythonをできるだけ分かりやすく説明します

while構文について②

 

今回の記事でもwhile文について取り扱っていきます。

今回は、while文で用いられるbreakについてみていきます。

 

while構文を少し復習です。whileは、ブール型の値がTrueである限り、ブロック内の操作を繰り返すんでしたね。

テキストエディタ

a=1

while a<10:

    print(a)

    a+=1

実行結果

1
2
3
4
5
6
7
8
9

 

この場合は、ブール型がFalseになる時、すなわちa=10になるまでwhileはブロック内の処理を繰り返していますね。

つまり、以下のように書けば無限ループが出来上がります。

テキストエディタ

while True:

    print('Hello')

 

この場合、ブール値は常にTrueであるため、無限にHelloと表示されるわけです。

しかし、この無限ループを脱出する手段があります。それが、breakです。

 

breakを用いると、whileの繰り返し処理から脱出します。実際に具体例を見ていきましょう。

テキストエディタ

a = 1

while True:

    print(str(a)+'Hello')

    a+=1

    if a==10:

        break

実行結果

1Hello
2Hello
3Hello
4Hello
5Hello
6Hello
7Hello
8Hello
9Hello

 

繰り返しの度に、aの値が1ずつ増えていきます。そして、a=10になったときに、if文によりbreakが実行されます。そして、break文が実行されると、whileブロックを抜け出すことができるので、上記のような実行結果になるのです。

 

以上で今回の記事は終わりです。お疲れさまでした。