もっと関数について③
今回は、関数の辞書型の可変長引数について取り扱っていきます。前回はタプル型でしたね。
辞書型の可変長引数は、アスタリスクを二回用いて**argsのように書きます。関数定義時に**argsと引数を指定した場合には、関数呼び出し時に 引数1= 引数2 のように書くと、{引数1:引数2}の辞書型の変数を作ることができます。コードとしては、
def a(**args):
処理
という風に関数を定義し、関数を呼び出すときは
a(x=30, y=40, z=50)
とすることで、関数内において変数argsに
{x:30, y:40, z:50}
という辞書型の値を作り出すことができます。また、関数を呼び出すときにはいくつでも引数を指定することができます。
以上のように、アスタリスクを一つ書くとタプル型の可変長引数を、アスタリスクを二つ書くと辞書型の可変長引数を書くことができます。
以上で今回の記事は終わりです。お疲れさまでした。