0から始めるPython独学ラボ

化学専門の大学生が趣味で始めたPythonをできるだけ分かりやすく説明します

文字列の操作②

今回の記事は、文字列の操作について取り扱っていきます。具体的に見ていきましょう。

 

前回の記事で文字列のメソッドであるsplitメソッドを取り扱いました。

今回は、同じく文字列のメソッドであるjoinメソッドを見ていきましょう。joinメソッドは以下の構文で使います。

 

'連結文字'.join(リスト)

joinメソッドは、リストなどを引数にとり、戻り値としてリストを連結文字で連結した文字列を返します。具体例を見ていきましょう。

 

テキストエディタ

a = ['banana', 'apppl', 'orange']
b=' '.join(a)
print(a)
print(b)

 

実行結果

['banana', 'apppl', 'orange']
banana apppl orange

 

以上のように、joinメソッドを用いて文字列のリストを空白で結合した文字列bを作りました。

 

次は、文字列の置換に用いるreplaceメソッドを見ていきましょう。replaceメソッドは以下の構文でつかいます。

 

文字列.replace(old, new, count)

 

replaceメソッドは文字列のoldで指定した部分をnewにcount回変化させます。countはデフォルトでは1になっています。具体例を見ていきましょう。

 

テキストエディタ

a = 'He is happy'
b = a.replace('He', 'She')
print(a)
print(b)

 

実行結果

He is happy
She is happy

 

また、lowerメソッドは文字列を小文字に置換するメソッドであり、upperメソッドは文字列を大文字に置換するメソッドです。

 

文字列にはさまざまなメソッドがあり、それらを利用することで文字列を好きなように操作することができます。文字列を操作できると、作れるプログラムの幅がぐっと広がるので、習熟しておきましょう。

 

以上で今回の記事は終わりです。お疲れさまでした。