オブジェクト指向とは?
pythonはオブジェクト指向のプログラミング言語であす。今回の記事はこの意味を解説していきたいと思います。オブジェクト指向の意味を端的に言うと…
オブジェクトを中心に考えるプログラミング手法です。
なんだかよく分かりませんね。
まず、オブジェクトの意味から考えていきましょう。オブジェクトとは、英語で物体を意味し、objectiveという単語は客観性という意味になります。そして、プログラミング言語におけるオブジェクトとは、一言でいうと「データとメソッドがセットになったもの」であるといえます。この意味を、身近なものに例えて説明していきたいと思います。
人間の体を、オブジェクトとします。今、あなたはある人間オブジェクトです。あなたは、モノをつかむことや、食べ物を食べること、モノを見ることができるという機能を持ちます。これがプログラミングにおける「メソッド」です。また、あなたの肌は肌色で(もしかしたら黒かったり白かったりするかもしれませんが)髪が黒く、腕が長いなどの特徴を持ちます。これがプログラミングにおける「データ」です。場合によっては「属性」とも呼ばれます。
つまり、あなたは「人間オブジェクト」であり、そしてモノをつかむ、食べ物を食べるなどの「メソッド」をもち、髪が黒いなどの「属性」をもちます。
このように、あなたという「人間オブジェクト」にデータ(属性)とメソッドがセットになっています。なんとなくオブジェクトのイメージはつかめたでしょうか?
pythonでは全てのものがオブジェクトです。そして、そのオブジェクトを中心として機能するプログラミング言語であるので、オブジェクト指向プログラミングと呼ばれるのです。
オブジェクト指向についての記事はこれで終わりです。
また、オブジェクト指向の4大要素として、カプセル化、抽象化、ポリモーフィズム、継承などがありますが、これはまた後ほどの記事で取り扱っていきたいと思います。お疲れさまでした。